内壁インテリア

ドライウォール(乾式壁目地処理工法)

ドライウォール工法は、連続して貼られる石膏ボードの長辺方向にテーパー(傾斜)がついていて、そこに継ぎ目用のパテ(ドライウォールコンパウンド)を塗り、紙製のテープを埋め、その上に再び継ぎ目用のパテを塗り、テーパー部分を埋め、乾燥後、テーバー部分を含む広い幅で継ぎ目用のパテを塗り、サンド掛けして石膏ボード面として、全く判別できない平滑な平面をつくる工法です。

ドライウォール工法の中で、目地処理の目的は

(1) 目地を補強し、クラックを防止。

(2) 耐火・防火性、遮音性、断熱性能を保持

(3) 目違いや隙間をなくし、平滑な面を形成

の三つの大きな目的要素があります。
一般に(3)の要素だけがとりあげられ、処理されている例が多いのですが(1)と(2)の要素を欠いた目地処理は、本当の意味での目地処理とはいえません。
この3つの要素をすべて満足する工法として、一般的に施工されているのが、目地処理工法です。
石膏ボードの継ぎ目や出隅・入隅を専用のジョイントテープ、コーナービートなどで補強処理をした後、ジョイントセメントで平滑な面をつくる工法が目地処理工法です。

ドライウォール

ドライウォール工法により、石膏ボードが一体化し、構造耐力を担うストレスキン構造をつくります。
その結果、住宅の構造耐力を著しく高め、さらに気密性の高い空調を作ります。

■標準的な仕上方法

フラット 単純なフラット仕上げです。フラットな分、下地の処理に手間がかかる、ペイント塗装の基本となる仕上げ方です。
オレンジピール オレンジの皮にあるような、細かい凹凸感のある仕上げアメリカでは一般的な仕上げ方です。
スポンジ 海綿を使用し、特殊なパターンを付ける仕上げです。
ラグロール 絞った布切れで、不規則なパターンを付ける仕上げです。

*塗装色、パターンは上記以外も可能です。

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